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フローリングが色あせる原因は?フローリングが色あせたときの対処法

フローリングに当たる日光

 

部屋の印象を大きく左右するフローリングは、気が付かないうちに色あせていることがあります。そのままにしておくと、見た目が損なわれるだけでなく、劣化の原因にもなるため注意が必要です。本記事では、フローリングが色あせる原因とその対処法、色あせ防ぐための対策について紹介します。フローリングの色あせが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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フローリングが色あせる原因

フローリングが色あせる原因は、主に「紫外線」と「湿度による経年劣化」です。それぞれの原因を詳しく説明します。

紫外線

色あせの大きな原因の1つが紫外線です。紫外線が窓を通して室内に入り、フローリングに当たると、表面の塗装が劣化して白っぽく変色します。特に、日当たりの良いリビングや南向きの部屋では、窓に近い床から色あせが進みます。紫外線による色あせは、木の種類や塗装の有無などによって影響の度合いが異なり、濃い色のフローリングほど変化が目立ちやすい傾向です。

 

さらに紫外線を浴び続けると、塗装がはげてむき出しになり、劣化が進んでひび割れやささくれが生じる危険性もあります。

湿度による経年劣化

フローリングの床は高湿度に弱く、湿気の多い場所にはカビが発生しやすくなります。カビが繁殖すると、黒ずんだりグレーに変色したりするおそれがあります。特に、窓際や水回り、布団を直接敷いている場所などは変色しやすいため、注意が必要です。

フローリングが色あせた場合の対処法

フローリングが色あせた場合の対処法を、原因別に紹介します。

紫外線が原因の場合

紫外線が原因で色あせた場合、フローリングの種類によって対処法が異なります。無垢材のフローリングの場合は、色あせた部分をサンドペーパーで削り、その後オイルを塗装するのが一般的です。一方で、複合フローリングは、削らずに新たにワックスを塗り直すことできれいになる可能性があります。ただし、変色が酷い場合や、板がはがれている場合は、フローリングの張替えを検討したほうが良いでしょう。

湿気が原因の場合

湿気が原因でカビが発生している場合は、住宅用の中性洗剤などを使い、変色した部分を優しく拭き取ります。このとき、カビを広げないように注意し、カビの周りから中心に向かって拭き取るようにします。その後、水拭きをしてから、しっかり乾燥させましょう。フローリングのカビは、放って置くと増えてしまうため、早めの対処が大切です。

フローリングの色あせ防止対策

フローリングの色あせ防止に効果的な対策を5つ紹介します。

 

  • 家具やラグの配置を工夫する
  • カーテンやブラインドを活用する
  • 窓にUVカットフィルムを貼る
  • 湿度を調節する
  • フローリングにコーティング剤を塗る

家具やラグの配置を工夫する

すぐにできる対策は、家具やラグの配置を工夫することです。紫外線によってフローリングが日焼けしている場合は、日光が当たる部分にラグを敷いたり、家具で影をつくったりするようにしましょう。ただし、ラグが湿気を多く吸収すると、カビの原因になることがあります。ラグの下に除湿シートを敷いたり、定期的に干したりし、湿気がこもらないように注意することが大切です。

カーテンやブラインドを活用する

カーテンやブラインドを使い、日差しが直接フローリングに当たらないようにするのも有効です。日差しが強い時間帯はカーテンを閉めて日差しを入れないようにしましょう。また、ブラインドは羽を上向きにすることで、フローリングに紫外線が当たるのを防げます。

窓にUVカットフィルムを貼る

窓にUVカットフィルムを貼ることで、室内に入る紫外線を防げます。透明タイプのものを使えば、外の景色や明るさに影響しません。さらに、遮熱・断熱効果のあるフィルムを使うことで、冷暖房効率を上げ、室温を一定に保ちやすくなります。

湿度を調節する

部屋の中の湿度が上がらないように、エアコンの除湿運転や除湿器を使って、湿度を調節しましょう。とくに、料理中や洗濯物を室内に干すときなどは、窓を開けて換気し、湿気を溜めないように気を付けてください。

フローリングにコーティング剤を塗る

UVカット機能付きのワックスなどを塗ることで、フローリングの日焼けを防げます。ワックスは紫外線を防ぐだけでなく、色や質感を保ち、傷や汚れからも保護してくれます。ただし、木材の種類によって合わないものもあるため、事前にフローリングの種類を確認し、対応しているかを確かめましょう。

適切な対策をしてフローリングの色あせを防ぎましょう

フローリングは、紫外線による日焼けや湿気などによって色あせてしまうことがあります。フローリングの種類に合わせて、最適な方法を選んで色あせを防ぎましょう。

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