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賃貸でも安心!窓の暑さ対策で夏を快適に過ごせる4つの方法を紹介

賃貸住宅の窓

 

賃貸住宅の部屋が暑くなり、冷房が効きづらいと感じる方は少なくないのではないでしょうか。特に、日当たりが良い部屋では、窓から入る日光が原因で室温が上昇し、より暑さを感じやすいでしょう。暑さ対策のためにDIYをしたいと思っても、賃貸物件ではできる範囲が限られてしまいます。

 

そこで本記事では、賃貸住宅でもできる暑さ対策を紹介します。あわせて対策する際の注意点についても解説するので、快適な環境づくりの参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

賃貸住宅の暑さの原因

賃貸住宅の部屋が暑くなる原因は、主に以下の3つです。

 

  • 断熱性能が十分でない
  • 日光が入りやすい
  • 窓が少ない

断熱性能が十分でない

賃貸物件は、持ち家に比べて断熱性能が劣るといわれています。特に、古い賃貸物件では断熱材があまり使われていないケースがあり、外の暑さの影響を受けやすくなります。また、コンクリート打ちっぱなしの住宅は、断熱性はあるものの熱伝導率が高いため、夏は暑くなりやすいでしょう。

日光が入りやすい

南向きや西向きの部屋では、室内に強い日差しが長時間差し込むため、暑くなりやすい傾向にあります。特に、午後から夕方にかけての時間帯は、室温が上昇しやすく冷房効率も下がってしまいます。

窓が少ない

室内が暑くなる原因の1つは、窓から差し込む日光ですが、窓が少ない場合も暑くなりがちです。窓が少ないと、風通しが悪くなり熱がこもりやすくなるからです。また、換気が不十分だと、温かい空気を外に逃がせずに冷房の効きが悪くなります。

賃貸でもできる窓周辺の暑さ対策

賃貸でもできる窓周辺の暑さ対策を4つ紹介します。

 

  • 遮断・断熱タイプのカーテンを使う
  • シェードや簾を付ける
  • エアコンの使い方を工夫する
  • 窓に断熱フィルムを貼る

遮熱・断熱タイプのカーテンを使う

最も簡単にできる対策は、遮熱・断熱タイプのカーテンを使うことです。遮熱カーテンは生地に特殊な加工がされており、外の熱い空気が部屋に入るのを防いでくれます。また、断熱カーテンも室内の空気を逃がさず外の空気を侵入させない機能があるため、エアコン効率が向上します。どちらのカーテンも、通常のカーテンと変わらずに設置できるので、賃貸物件でも安心です。

シェードや簾を付ける

窓の外側や内側に、シェードや簾を付けることで、室内に入る直射日光を防げます。ただし、部屋が2階より高い場合は、外側ではなく内側に付けたほうが安心です。吸盤や突っ張り棒を使えば、壁や窓枠を傷付けずに設置できるので、賃貸物件でも取り付け可能です。

エアコンの使い方を工夫する

エアコンの使い方を工夫するのも1つの方法です。エアコンのスイッチを入れる前に換気をし、温かい空気を外に逃がしましょう。風量は自動運転にし、風向きを上向きに設定するのがおすすめです。また、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させると、部屋全体を効率よく冷やせます。

窓に遮熱・断熱フィルムを貼る

窓ガラスに遮熱・断熱フィルムを貼るのも効果的です。窓ガラスに貼るだけで、外からの熱や紫外線をカットし、室内の冷気を逃がしやすくする効果に期待できます。貼ってはがせるタイプも多いので、退去時にはがしてしまえば問題ありません。ただし、複層ガラスや網入りガラスなど、一部の窓ガラスには使用できないため、導入する前に窓ガラスの種類とフィルムが対応しているかを確認しましょう。

賃貸で暑さ対策をする際の注意点

賃貸で暑さ対策をする際は、以下の3つに注意してください。

 

  • 原状回復ができる方法を選ぶ
  • 管理会社や大家さんに確認する
  • 高所の作業に注意する

原状回復ができる方法を選ぶ

「原状回復」とは、賃貸物件を退去する際に、借主が部屋を借りる前の状態に戻すことです。通常使用や経年劣化などで傷んだ場合は対象外ですが、故意または過失による傷や破損があれば、元の状態に戻さなくてはなりません。壁に釘やネジで穴を開けた場合は、原状回復義務が発生する可能性があるので注意が必要です。

 

そのため、釘やネジを使わない突っ張り棒での固定や、貼ってはがせるアイテムなどの使用に留めておいたほうが安心です。

管理会社や大家さんに確認する

賃貸物件で行っても良い対策かどうかを迷ったときには、管理会社や大家さんに確認しましょう。特に、外から見えるシェードや、ネジを使うブラインドの設置などは、取り付けが認められていない場合があります。後からトラブルにならないように、事前に確認しておくと安心です。

高所の作業に注意する

天井近くの窓や大きな窓など、脚立を使う高所作業の場合は、十分に注意してください。転落をして怪我をしたり、建物に傷を付けたりするおそれがあります。作業が不安な場合は、誰かに手伝ってもらうか、専門業者に依頼しましょう。

窓の暑さ対策で快適に過ごしましょう

賃貸住宅でも、工夫次第で夏の暑さ対策が可能です。特に、窓周辺の暑さ対策をすることで、快適な室内環境をつくれます。遮熱カーテンや窓フィルムなど、自分に合った方法で暑さ対策をしましょう。

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