夏の強い日差し対策は窓から!快適な室内をつくる6つの対策を紹介
夏になると、窓からの強い日差しに悩まされる方は少なくないでしょう。室内に強い日差しが入ることで、冷房効率が下がったり、紫外線による肌や家具への影響が出たりと、さまざまな問題が生じます。そこで本記事では、窓周りの効果的な日差し対策を紹介します。室内に入り込む紫外線が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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夏の日差しがもたらす影響
夏の日差しは、屋外だけでなく、室内にもさまざまな影響を及ぼします。日の当たる窓辺では、屋外の紫外線量の約80%程度が入り込むため、室内でも紫外線対策が欠かせません。ここでは、夏の日差しがもたらす影響を3つ紹介します。
- 室温の上昇と冷房効果の低下
- 紫外線による日焼け
- カーテンや家具の色褪せ
室温の上昇と冷房効果の低下
直射日光が室内に入ると、室温は一気に上昇します。最近の住宅は気密性が高いことから、一度室温が上がると熱がこもってしまい、冷房を付けていてもなかなか冷えません。冷暖房効率が下がると、電気代がかかるだけでなく、身体への負担も大きくなってしまいます。
紫外線による日焼け
紫外線は窓を通り抜けて入ってくるため、室内にいても日焼けするおそれがあります。とくに、大きな窓がある部屋や南向きの部屋では室内に紫外線が届きやすくなります。
カーテンや家具の色褪せ
室内に入ってくる紫外線は、カーテンや家具などにも影響を及ぼします。日焼けによって家具が劣化し、色褪せたりひび割れたりするおそれがあるため、注意が必要です。
窓周りの夏の日差し対策
窓周りの効果的な日差し対策を6つ紹介します。
- 窓ガラスフィルムを活用する
- カーテンやブラインドを使用する
- グリーンカーテンや簾を活用する
- DIYで内窓を付ける
- 窓ガラスを交換する
- オーニングやアウターシェードを取り付ける
窓ガラスフィルムを活用する
手軽に対策したい方や、費用を抑えたい方には、窓ガラスフィルムがおすすめです。窓に貼るだけで、高いUVカット効果や遮熱効果に期待できます。透明タイプも多く、外の眺めや明るさに影響を与えにくいのも特徴です。ミラータイプやすりガラス調など種類も豊富なので、目的や好みに合わせて選べます。
カーテンやブラインドを使用する
カーテンやブラインドは、手軽に導入できる対策の1つです。日差し対策に効果的な機能の付いたカーテンを選びましょう。
カーテン | 効果 |
---|---|
遮光カーテン | 強い光を遮りたいときにおすすめ。 カーテンによって遮光率が異なる。 |
遮熱カーテン | 室内の温度上昇を防ぐために最適。 夏だけでなく冬の寒さ対策にもなるため、1年を通して快適な環境をつくれる。 |
UVカットカーテン | 紫外線をカットしてくれるので、日焼けや家具の劣化防止になる。 |
また、ブラインドは角度によって入り込む日差しの量を調節できるので、時間帯に合わせて最適な明るさを保ちやすいのがメリットです。
グリーンカーテンや簾(すだれ)を活用する
窓の外に簾をかけたり、ゴーヤやアサガオなどを育ててグリーンカーテンを作ったりするのも1つの方法です。日差しを物理的に遮ることが可能で、エコな対策として人気があります。
DIYで内窓を付ける
内窓の設置により、断熱性と遮熱性が大幅に上がります。最近ではホームセンターなどでDIY製品も販売されていますが、採寸や設置などの手間がかかるうえ、素人には難しい場合があります。
窓ガラスを交換する
窓ガラスを遮熱性の高いガラスに交換する方法もあります。なかでも、Low-E複層ガラスは日射熱を50%以上カットするものもあるので、室内の温度上昇を抑えられます。節電・節約効果に期待できますが、窓ガラスの交換は高額になる場合もあるため、注意が必要です。
オーニングやアウターシェードを取り付ける
窓の外側に、オーニングやアウターシェードを取り付ければ、日差しが直接窓ガラスに当たるのを防げます。デザインや色も豊富なので、外観にこだわる人にもおすすめです。ただし、製品によっては取り付け工事が必要な場合があり、費用が高額になることもあります。
窓ガラスフィルムなら貼るだけで対策可能
夏の日差しを防ぐにはさまざまな方法がありますが、窓ガラスフィルムなら、窓に直接貼るだけで対策可能です。貼るだけで最大99%以上の紫外線をカットしてくれるので、日焼けや家具の劣化防止にも役立ちます。
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