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窓ガラスの紫外線透過率と対策は?効果的なUVカット方法を紹介

窓から入る紫外線

 

外出時に日焼け止めや帽子などの紫外線対策をする人は多いですが、じつは家の中でも紫外線対策が必要です。室内に入り込んだ紫外線は、肌や目にダメージを与えるだけでなく、家具やフローリングの色あせや劣化の原因にもなります。そこで本記事では、窓ガラスの紫外線透過率と、効果的な紫外線対策について紹介します。

この記事を読むための時間:3分

紫外線とは

紫外線は地上に届く太陽光の一部です。波長によって3種類に分けられ、それぞれの特徴や影響は異なります。肌が日焼けするだけに留まらず、健康に悪影響を及ぼすこともあるため、注意が必要です。ここでは、紫外線の種類や特徴、室内への影響について解説します。

紫外線の種類と特徴

紫外線は、波長の長さによって3つに分けられます。それぞれの特徴は下の表の通りです。

 

紫外線の種類 特徴 紫外線による影響
UV-A
(紫外線A波)
波長が長く、地上に到達するほとんどの紫外線。 シワやたるみなどの原因になる。
UV-B
(紫外線B波)
オゾン層によってほとんどが遮られるが、一定量が地上まで届く。 炎症を引き起こし、日焼けによるシミやそばかすの原因になる。皮膚や目に悪影響を与えることがある。
UV-C
(紫外線C波)
オゾン層に遮られるため、地上には届かない。 地上に届かないため、特に影響はない。

室内に届く紫外線の影響

屋外における紫外線量の80%が窓ガラスを透過し、室内に届くといわれています。特に、UV-Aは窓ガラスを透過しやすく、フローリングやカーテン、ソファなどの色あせや劣化の原因になります。また、窓の近くにいると日焼けするおそれもあるため、室内でも紫外線対策が必要です。

窓ガラスの紫外線透過率

窓ガラスの種類によって、紫外線の透過率は異なります。ここでは、4種類のガラスの紫外線透過率を紹介します。

 

ガラスの種類 紫外線
透過率
特徴
1枚ガラス 約70% 単板ガラスとも呼ばれ、昔から住宅の窓によく使われている。
ペアガラス 約60% 2枚のガラスを貼り合わせたもので、メーカーによっては複層ガラスとも呼ばれている。中間膜があるおかげで1枚ガラスに比べて紫外線カット効果が高い。
Low-eペアガラス 約20% ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングしたもの。熱性や遮熱性も高く、住宅の窓に取り入れる人も増えている。
防犯ガラス 約1%以下 紫外線をカットする機能を備えているものが多い。安全性と紫外線対策の両方を高めたい人におすすめ。

紫外線対策には窓ガラスフィルムがおすすめ

室内の紫外線対策には、窓ガラスフィルムがおすすめです。窓ガラスフィルムは、紫外線カット効果のある粘着タイプのフィルムで、ガラスに貼り付けて使用します。室内に差し込む紫外線の多くは窓から入ってくるため、フィルムを貼ることで効果的に遮れます。

窓ガラスフィルムのメリット

窓ガラスフィルムのメリットは、比較的手頃な価格で、簡単に施工できることです。紫外線をカットするだけでなく、冷暖房の効率を向上させたり、窓ガラスが割れたときに飛び散るのを防いだりと、さまざまな機能があるのも魅力です。目的に応じてフィルムを選ぶことで、より快適な室内環境をつくれます。

窓ガラスフィルムの選び方

紫外線対策で窓ガラスフィルムを選ぶ際は、UVカット率が99%以上あるものがおすすめです。フィルムによって、透明タイプやすりガラス調などのデザインがあるので、部屋に合うフィルムを選びましょう。窓ガラスフィルムは自分で貼ることも可能ですが、専門業者に任せた方が、よりきれいに、かつスムーズに仕上がります。

窓ガラスフィルムで室内環境を快適にしましょう

窓から侵入する紫外線は、肌や目にダメージを与えるだけでなく、室内のカーテンや床の劣化の原因にもなります。室内環境をより快適にするために、窓ガラスフィルムでの紫外線対策を検討してみましょう。

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