北海道の結露対策8つ!寒冷地の激しい結露を防ぐポイントを解説

結露とは、室内の空気に含まれる水蒸気が外気によって冷えた窓に触れることで、水滴となって現れる現象を指します。結露は室内外の温度差が大きくなるほど起こりやすいため、北海道では窓の下がビショ濡れになるほどに結露が発生するケースも珍しくありません。本記事では、北海道のような寒冷地で結露を防ぐ方法を紹介します。
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北海道の結露に対する断熱フィルムの対策効果
断熱フィルムは、窓に貼ることでガラス表面の温度低下をある程度抑えて、結露の発生を和らげる効果があります。北海道のような寒冷地では結露の完全な防止は難しいものの、水滴やカビの量を減らす助けになります。
断熱フィルムは効果なしといわれる理由
結露対策の1つに、窓に断熱フィルムを貼ることが挙げられますが、効果を感じられないケースもあります。断熱フィルムでは十分な結露対策ができない理由には、以下の2つが挙げられます。
- サッシ・レール部分の結露を防げないため
- 断熱効果に限界があるため
サッシ・レール部分の結露を防げないため
断熱フィルムは貼ってある部分にしか効果がないため、サッシやレール部分の結露は防げません。また、断熱フィルムが貼られたガラス部分とサッシの温度差が大きくなることで、サッシの結露が増えるケースがあります。
断熱効果に限界があるため
窓の断熱対策のポイントは、空気の層をつくることと、熱を通しにくい素材を使うことの2点です。断熱フィルムは熱を通しにくい素材で作られていますが、空気の層を作ることはできません。断熱フィルムだけで断熱性の大幅な向上は難しく、効果には限界があります。
北海道で結露が起きにくくする方法
北海道のような寒冷地で結露の発生を防ぐポイントは、以下の8つです。
- 窓フィルムを貼る
- 水蒸気が発生しにくい暖房器具を選ぶ
- 水分に強い断熱材を選ぶ
- 結露しにくい換気システムを選ぶ
- 換気システムを正しく使う
- 部屋同士で温度差が生じないようにする
- 家具を壁から数センチ離す
- 室内に水蒸気を発生させない
窓フィルムを貼る
断熱効果のある窓フィルムは、ガラス表面の温度低下を抑え、結露やカビの発生を軽減できます。さらに高い効果を得るためには、他の断熱対策と組み合わせることが重要です。
水蒸気が発生しにくい暖房器具を選ぶ
灯油ストーブやガスストーブは、燃料を燃焼する際に水蒸気が発生するので、室内の乾燥を防げる一方で、結露が起こりやすいデメリットがあります。結露が多い場合は、パネルヒーターや床暖房など、水蒸気が発生しない暖房器具を選びましょう。
水分に強い断熱材を選ぶ
結露は壁の中に発生するケースもあります。壁の中の結露は気付きにくく、知らぬ間に建材の劣化や断熱性の低下が進んでいることもあるので、注意が必要です。壁内の結露を防ぐには、ウレタンフォームやポリスチレンフォームなど、水分に強い断熱材の選択が大切です。
結露しにくい換気システムを選ぶ
換気システムの種類は、給排気の方法によって第一種、第二種、第三種の3つに分けられます。このうち第二種は、湿気が室内に残りやすく、結露を起こす可能性が高くなります。住宅での換気システムは第一種か第三種を選びましょう。
換気システムを正しく使う
室内が寒いからと、換気システムを止めてしまうと、室内に湿気を含んだ空気が留まって、結露が起きやすくなります。換気システムは常時稼働させましょう。また、換気性能が落ちないように、3ヵ月に1回の頻度で掃除をすることも大切です。
部屋同士で温度差が生じないようにする
空気中の水蒸気は、温度が高い所から低い所へ移動する性質があります。そのため、部屋同士で温度差があると、温度が低い部屋に水蒸気が集まって結露が発生しやすくなります。特に暖房が設置されていない部屋は、気温が低く結露が起こりやすくなるので、部屋同士の温度差が大きくならないように注意が必要です。
家具を壁から数センチ離す
家具と壁の間に隙間がないと、空気の流れが悪くなり、壁の表面温度が下がるため、結露が発生しやすくなります。家具と壁の間は数センチ離すようにしましょう。
室内に水蒸気を発生させない
結露は、空気中の水蒸気が多いほど起こりやすくなるため、以下のポイントを押さえて、室内に水蒸気を発生させないように工夫しましょう。
- 洗濯物を室内に干さない
- 観葉植物の水やりは外で行う
- 調理中や入浴時は換気扇を回す
断熱フィルムなどで北海道の結露対策をしよう
北海道などの寒冷地は、室内外の気温差が大きく結露が発生しやすいため、十分な対策が必要です。断熱フィルムは、ガラスの表面温度の低下を抑えて結露を和らげます。ただし、断熱フィルムの効果は限界があるため、換気システムを見直す、水蒸気を発生させない工夫を施すなど、他の方法と組み合わせて対策を取りましょう。